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ラグビーではなぜ相手にボールをキックする?戦術の理由を簡単に解説!

日本代表がキックを多用する理由は?

現在の日本代表は、通常よりもキックを多用しているのですが、戦術的な理由があります。

前回のW杯の時のエディーHC(ヘッドコーチ)時代は、大きく蹴り出して相手陣内に進める意図のキックは行われていました。

しかし、今のジェイミーHCは、もっとキックを多用して、世界と勝負する活路を見出しているという事らしいのです。

 

専門家の解説を読んで、ざっくり理解すると以下のようになります。

  • 体格の大きい相手とタックル勝負をすると消耗するので、キックにより接触の機会を減らす
  • 相手の陣形のバランスを崩して、局地的に五分五分の局面を作る
  • あわよくば、相手陣でボールを奪ってトライに繋げる
  • 相手の背後にボールを出して、かけっこ勝負にする

日本はキックする人と、キックされたボールを追っていく人が、同じ意図を持つことで、キックを世界と戦う武器にしていこうという方向性のようです。

 

また日本代表は、雨の時はよりキックを多用するという戦術も取っているとのこと。

 

W杯で決勝トーナメントに進出する事が、現実的な目標になってきたので、それに対応した戦術を進化させているのだろうと思いました。

 

現在開催中のRWC2019も、日本代表のキック戦術が分かると更に面白くなってきますよね。

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